荻窪ラーメンを語るなら外せない「春木屋」。
その本店が、青梅街道からもう少し奥にあるという話は
聞いていたのですが、なかなか行く機会がなく。
ということで、たまたま自転車で通りがかったので
立ち寄ってみることにしました。
18:00過ぎで店内に先客は2組。
皆さんラーメンではなく、そばを召し上がってますね。。
メニューを見ると確かにそばが主力の模様で、
ラーメンは片隅に追いやられているような気もします。
でも店内のポスターには『現存する最古の東京ラーメン。』と書かれているので、
老舗であることは間違いないでしょう。何でも昭和6年からということみたいですね。
初回訪問なので基本の中華そばを注文。
頼んでからそれほど待たずに運ばれて来ました。
中華そば - 680円
一口、表面のスープを飲むと、油に春木屋と同じ風味を感じます。
似てると思うのは最初の一口だけですが、こちらはこちらで味わい深いです。
醤油が薄めで、
昔の中華そばはこういう味だったのかとつい想像してしまいますね。
コショウはお好みでかけちゃって下さい。
麺は細めの縮れ。妙に麺が長く、一気に啜りきるのは中々大変です。
メンマは細め。海苔は若干風味あり。
チャーシューはいかにも中華そばといった固めの感じですが、
生姜の下味が良くついていてこれがかなり美味いです。
チャーシュー麺とか大当たりかもしれませんね。
最近の美味いラーメンと比べてしまうとどうしても見劣りはしますが、
これはこれで一つの完成系だと思います。
昔ながらの味をぜひ大切にして頂きたいものです。
それとは別に、今度そばも食べてみたいですね。
≪後日談≫
テレビで「シルシルミシル」を見ていた時のこと。
東京のラーメンのお初ということで、こちらが出るのかなーと思っていたら、
新川の「大勝軒」さんになってましたね。しかもメニューはスーラーメン。
ということは大勝軒さんは「東京のラーメン」お初ということで、
春木屋本店さんは「東京ラーメン」というジャンルのお初ということになるんですかね?
良く判らん。。ちなみに昭和6年は1931年でした。創業78年。
どちらにしても素晴らしい。
個人評価: ★★★☆☆ (星3.0)
合計支出: 680円
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